ライズ動物病院千葉いぬねこ歯科ブログ BLOG

犬・猫の歯石は何日で固まる?|意外な事実!?

1.はじめに

2.歯石とは

3.対策と治療

1.はじめに

前回、歯周病について取り上げました。今回は歯石とは何かの理解を深めていきます。

「歯石ってどのくらいでできるの?」

「少し汚れているけど、まだ大丈夫?」

診察でよくいただくご質問です。
実は、歯石は“何ヶ月もかかってできるもの”ではありません。
犬の歯石は約2〜3日で固まり始め、猫の歯石は約1週間で固まり始めるといわれています。


2.歯石とは?

歯の表面に付着する白っぽいネバネバした汚れを「歯垢(プラーク)」といいます。
これは食べかすではなく、細菌のかたまりです。
ここが大事です!!

この歯垢が唾液中のカルシウムやリンなどのミネラルと結びつき、約2〜3日で石のように硬くなり始めます。
一度歯石になると、歯ブラシでは取り除くことができません。
つまり、「数日お休みしただけ」のつもりでも、
その間に歯石は形成されている可能性があります。


実際、歯石そのものより問題なのは“細菌”です。
つまり「歯石がついている=すぐ危険というわけではありません。
ただ歯石は歯のつるっとした表面とは異なり、ざらざらした表面になります。
そこには歯垢(プラーク)が付着しやすくなります。
さらに歯石で蓋をされた歯茎の中は嫌気性菌(酸素が苦手な悪い菌)が増えやすくなります。

それらの細菌が増えることで、

・歯ぐきの赤み

・出血

・口臭

・よだれの増加

といった症状が現れます。
これが進行すると歯周病となり、歯を支える骨が溶けていきます。
「そのうち取れるのでは?」「硬いフードを食べていれば削れる?」
と思いたいですが残念ながら、歯石は自然には取れません。
市販のガムやドライフードには“付着を減らす”効果は期待できますが、
すでに固まった歯石を完全に除去することはできません。


3.対策と治療

歯石除去(スケーリング)は、基本的に動物病院での処置が必要になります。
口の中の処置になるので全身麻酔が必要になります。


処置をして安心とはなりません。一時的には良くなりますが、
歯垢歯石は日々作られるので“毎日のケア”が重要です。
歯石になる前、つまり歯垢の段階で除去することが大切です。


理想は毎日の歯磨き。


難しい場合でも、できるだけ間隔を空けないことがポイントです。
歯周病は、進行すると元に戻ることはありません。
3歳以上の犬・猫では約7割に歯周病がみられるともいわれています。
気づかないうちに進んでいることも少なくありません。
口臭は“サイン”かもしれません

「まだ若いから大丈夫」「元気だから問題ない」

そう思っていても、
口臭や歯ぐきの赤みは初期のサインであることがあります。
千葉市で歯科診療に力を入れている動物病院として、
歯石の状態だけでなく、歯ぐきの健康や進行度まで評価し、その子に合ったケアをご提案しています。

「歯石が気になる」

「歯磨きがうまくできない」

そんな時は、早めにご相談ください。歯石は数日で固まり始めます。ですが、守れるのも“今”です。
大切な家族が、いつまでも痛みなく食事ができるように。
日々の小さなケアが、将来の大きな病気を防ぎます。
気になる方は、ライズ動物病院千葉いぬねこ歯科まで気軽にご相談ください。

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